いまを生きる人たちへ
（今月の法話）

仏教の教え、禅の教えは古くから伝わるものですが、人の悩みの根本は今も昔もかわりません。 現代に生きる私たちが、日常生活のなかで活かすことの出来る禅の教えを、方広寺派管長・安永祖堂老大師がわかりやすくお話してくださいます。

ビデオ法話

2021年4月24日「となふれば仏も我もなかりけり」

仏教学者の中村元先生は、日本仏教の特徴として、一行主義を挙げておられます。

禅宗ならば坐禅、浄土宗ならば御念仏、日蓮宗ならば御題目、というように、一つの行に誠心誠意取り組んでいくのが特徴的だとおっしゃいます。

今回は、法燈国師と一遍上人の逸話をもとに、「ひとつの世界に絞り込んでいく、余計なものを削ぎ落とし、ただただ本質に迫っていく」ことの尊さについて、考えてまいります。

これまでの法話

■2021年3月22日「空（くう）」＞＞

■2021年2月19日「親切なようでも犯罪です」＞＞

■2021年1月10日「ナタとカミソリ」＞＞

■2020年12月23日「GODと神」＞＞

■2020年11月24日「猿猫論争」＞＞

■2020年10月12日「身投げ救助業」＞＞

■2020年9月12日「山桃と瓜と法蓮草」＞＞

■2020年8月17日「坊！よく聞いときな！」＞＞

■2020年7月3日「砂の上の足跡」＞＞

■2020年6月16日「宗教は麻薬？禅は劇薬？」＞＞

■2020年5月25日「生きてきたように老いてゆく」＞＞

■2020年5月4日「勝てなくとも負けはしない」＞＞

高町別院禅会法話

毎月第三土曜日に高町別院で開催される「別院禅会」では、安永祖堂管長猊下によるご講話を拝聴し、その後坐禅を致します。

大衆禅会提唱

2021年3月20日 無門関 第二十則『大力量の人』

月に一度は仏教の話を聴き、心静かに坐ってみませんか？

これまでの法話

■2021年2月20日 無門関 十九則「平常是道」

■2021年1月24日 無門関 十八則「洞山三斤」

■2020年12月19日 無門関 十七則 「国師三喚」

■2020年11月21日 無門関 第十六則 「鐘聲七條」

■2020年10月17日 無門関 第十五則 「洞山三頓」

■2020年9月19日 無門関 第十四則 「南泉斬猫」

■2020年7月18日 無門関 第十三則「徳山托鉢」

■2020年6月20日 無門関 第十二則「巌、主人を喚ぶ」